洗面器に顔を突っ込んで、最初に顔を上げた奴が負ける

Webエンジニア 2018 12-15から毎週学習の記録 

ルーキーバックエンドエンジニアの学習記録(6週目)No.6 小さなチーム、大きな仕事

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現在、新卒入社して8ヶ月のルーキーバックエンドエンジニアの学習記録です。 日頃業務で学んだことだったり、プライベートの開発でハマった事だったり、 読んだ技術書や、ビジネス書の要約、所感だったりを書き連ねていきたいと思います。

目次

学んだこと

小さなチーム、大きな仕事

読書会で面白い本を読んだのでその書評を。
従業員は世界各国に散らばった16人の会社で世界中に数百万人のファンを抱える37singnalsの創業者の、既存の常識にとらわれず本質を見抜くことの大切さを気付かせてくれる。

だらだらと例題をあげて事柄を説明するのではなく、細かく章分けがなされていて非常に読み易いです。因みに、著者はRuby on Railsの開発元であり、プロジェクト管理ツール「ベースキャンプ」は世界数百万の企業で採用されている。

小さなチーム、大きな仕事〔完全版〕: 37シグナルズ成功の法則

小さなチーム、大きな仕事〔完全版〕: 37シグナルズ成功の法則

  • 作者: ジェイソン・フリード,デイヴィッド・ハイネマイヤー・ハンソン,黒沢 健二,松永 肇一,美谷 広海,祐佳 ヤング
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2012/01/11
  • メディア: 単行本
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会社の規模は気にしない

あなたの会社に最適な規模は5人かもしれない。40人かも。200人かも。もしかして、あなたとラップトップが一台あればいいのかもしれない。


会社の規模が大きければ、凄い会社だなと思いがちかもしれないが、そんな価値観は完全に時代錯誤。小さい企業でも持続的に、きちんと利益が出ていればそれは誇るべきことなのだと。
InstagramFacebookに810億円で買収されるときに社員数13人だったのは有名な話ですよね。

仕事依存症(ワーカホリック)はバカげてる


たくさん働くことは、よりようケアができることや、たくさん達成できることを意味しない。単にたくさん働いたというだけだ。


仕事が、好きで長時間働いているので効率化してより短時間で成果をだそうという発想が出ずに、たくさん働いて課題解決をしようと思いがち。 時間をつぎ込んで解決しようと思うのは、見苦しい解決方法だとも言っている。非常に面白い考えであり実践したいなとも思う、日々の生産性向上の積み重ねが キモとなってくるのだろう。

「失敗から学ぶこと」は過大評価されている


他人の失敗は所詮他人の失敗だ。


よく社会に出ると早く失敗して学べというが、本当にそうなのか?と、しょせん失敗から学べる方法は失敗する方法を学べるだけで、何が成功するかは学べてないじゃないか!ということ。この視点はなかったなあ、この失敗することと、成功することのバランスって重要なのかもしれないな



感想

こういう働き方ができればいいなと思う一方スキル不足でまだまだ厳しいのかなとも、こういう現実と理想で動き続けるのかもしれないなあ。著者の別の本も読んでみたい